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Claude Codeコマンド完全ガイド|初級〜上級まで段階別に解説

Claude Codeでよく使うコマンド・ショートカット・CLIフラグを初級・中級・上級の3段階で整理。日常のスラッシュコマンドからCI/CD連携まで網羅的に紹介します。

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「Claude Codeを使い始めたけど、便利なコマンドが多すぎてどこから覚えればいいかわからない…」

そんな方のために、この記事ではClaude Codeのコマンドを初級・中級・上級の3段階に分けて整理しました。まずは初級から始めて、慣れてきたら中級・上級へステップアップしていきましょう。

この記事でわかること:

  • 初級者がまず覚えるべき基本コマンドとショートカット
  • 中級者がセッション管理やワークフローを効率化する方法
  • 上級者がCI/CDやスクリプトと連携する自動化テクニック
  • 実務ですぐ使える便利な組み合わせパターン

初級者:まずはこれだけ覚えよう

セッションの開始・終了

もっとも基本的な操作です。ターミナルで以下を実行するだけでClaude Codeが起動します。

コマンド用途
claudeインタラクティブモード起動
claude "質問"クエリ付きで起動
exit / Ctrl+Cセッション終了

よく使うスラッシュコマンド

インタラクティブモード内で / を入力するとコマンド一覧が表示されます。まずはこの5つを覚えましょう。

コマンド用途
/help利用可能なコマンド一覧を表示
/clear会話履歴をクリアして新規開始
/modelAIモデル選択(sonnet / opus)
/costトークン使用量と料金を表示
/theme配色テーマを変更

補足: /clear はコンテキストが汚れたときのリセットに非常に重要です。困ったらまず /clear と覚えておきましょう。

基本キーボードショートカット

ショートカット説明
Ctrl+C入力・処理をキャンセル
Ctrl+L画面クリア(履歴は残る)
Shift+Enter複数行入力
Up / Downコマンド履歴を辿る
Tabサジェスション受け入れ
?今使えるショートカット一覧を表示

迷ったら ? キー を押せば、現在の環境で有効なショートカットが一覧表示されます。

中級者:効率よく使いこなす

基本操作に慣れてきたら、セッション管理とワークフローの効率化を覚えましょう。

セッション継続・再開

Claude Codeでは前回のセッションを簡単に再開できます。毎回ゼロから説明し直す必要はありません。

コマンド用途
claude -c最後のセッションを続行
claude -rセッションピッカーから再開
/rename [名前]セッションに名前を付ける
/fork [名前]現在地点でセッションを分岐
# 昨日の続きをすぐ再開
claude -c
 
# 特定のセッションを選んで再開
claude -r

補足: /rename で「oauth-migration」「debug-api」のように名前を付けておくと、-r で選ぶときに見つけやすくなります。

コンテキスト管理

Claude Codeのパフォーマンスはコンテキストウィンドウの使用量に大きく左右されます。これを意識的に管理するのが中級者への第一歩です。

コマンド用途
/compact [指示]会話を圧縮してトークン節約
/contextコンテキスト使用量を可視化
/memoryCLAUDE.md を編集
/compact API変更点に集中して   # 特定の内容にフォーカスして圧縮

便利なショートカット

ショートカット説明
Shift+Tabパーミッションモード切替(Auto / Plan / 通常)
Esc × 2会話を要約・前の状態に戻る
Ctrl+Rコマンド履歴から逆検索
Ctrl+Vクリップボードから画像を貼付

Bash直接実行

! で始めると、Claudeを経由せずに直接シェルコマンドを実行できます。ちょっとした確認に便利です。

! git status
! npm test
! ls -la src/

Git・コード関連

コマンド用途
/diffインタラクティブdiffビューア
/copy最後の回答をクリップボードにコピー
/export会話をファイルにエクスポート
/reviewPRレビューを実行

上級者:自動化・スクリプト連携

Claude Codeの真価は、スクリプトやCI/CDパイプラインとの連携にあります。

非インタラクティブモード(-p フラグ)

-p(print)フラグを使うと、クエリを実行して結果を出力して即終了します。スクリプトに組み込む基本形です。

# 一回限りのクエリ
claude -p "このプロジェクトの概要を説明して"
 
# JSON出力でパース可能に
claude -p --output-format json "全APIエンドポイントをリストアップ"

主要なCLIフラグ

出力制御

フラグ用途
-pクエリ実行して即終了
--output-format jsonJSON形式で出力
--output-format stream-jsonストリーミングJSON

制限・予算管理

フラグ用途
--max-turnsターン数の上限--max-turns 3
--max-budget-usdAPI支出の上限--max-budget-usd 5.00
--allowedTools許可するツール--allowedTools "Bash(npm:*)" "Read"

モデル・プロンプト制御

フラグ用途
--model sonnetモデル指定
--system-prompt "..."システムプロンプトを完全置換
--append-system-prompt "..."システムプロンプトに追記

パイプ連携

Unix哲学に沿ったパイプ連携で、既存のワークフローにClaude Codeを組み込めます。

# ログファイルのエラー分析
cat error.log | claude -p "エラーの原因を分析して"
 
# TODOコメントの優先順位付け
grep -r "TODO" . | claude -p "重要度順に整理して"
 
# APIレスポンスの解析
curl https://api.example.com/data | claude -p "このJSONの構造を説明して"

Worktree(並列ブランチ作業)

-w フラグでGit Worktreeを使った並列開発ができます。別ブランチの作業を同時進行したいときに便利です。

# ターミナル1: 認証機能を開発
claude -w feature-auth
 
# ターミナル2: 決済機能を開発
claude -w feature-payment

カスタムエージェント

--agents フラグでタスク特化のエージェントを定義できます。

claude --agents '{
  "reviewer": {
    "description": "コードレビュー専門",
    "tools": ["Read", "Grep", "Glob"],
    "model": "sonnet",
    "maxTurns": 5
  }
}'

大規模ファイル移行の自動化

# 複数ファイルに対してClaudeを並列実行
for file in $(cat files.txt); do
  claude -p "$file をTypeScriptに移行して。結果をOK/FAILで返して" \
    --allowedTools "Edit,Bash(git commit *)"
done

管理・拡張コマンド

コマンド用途
/doctorインストール・設定の診断
/hooksツール実行フックの設定
/mcpMCPサーバー接続管理
/agentsサブエージェント管理
/config設定インターフェース
/security-reviewセキュリティ脆弱性分析

レベル別まとめ

レベル覚えるべきことキーコマンド
初級起動・終了・基本操作claude, /help, /clear, ?
中級セッション管理・コンテキストclaude -c, /compact, Shift+Tab, !
上級自動化・スクリプト連携-p, --output-format json, -w, --agents

最初からすべてを覚える必要はありません。初級のコマンドだけでも十分に生産性は上がります。慣れてきたら中級・上級のテクニックを少しずつ取り入れていきましょう。

特に /clear(コンテキストリセット)と claude -c(セッション継続)の2つは、日常的に使う頻度が高いのでぜひ覚えておいてください。


参考: Claude Code 公式ドキュメント

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